箱根2位の青学大・原晋監督「稀勢の里関の覚悟に学ぶ」

スポーツ報知
青学大・原晋監督

 第95回箱根駅伝(2、3日)で2位だった青学大の原晋監督(51)は16日、引退した大相撲の横綱・稀勢の里(32)=田子の浦=について「中学卒業後、たたき上げで横綱まで上り詰めた稀勢の里関の覚悟には学ぶことが多い。引退会見も潔く見事でした。陸上競技にも置き換え、見習うことは多いです」と感慨深い様子で話した。今回の箱根駅伝で初優勝した東海大と3分41秒差の2位で5年ぶりに優勝を逃した原監督は、19年ぶりの日本出身横綱の生き様に雪辱の思いを強くしたようだった。

 原監督は大相撲を放送するNHKのゲストに呼ばれるほどの相撲好きで、稀勢の里ファン。「今後は親方として自分自身のような横綱を育ててほしい」と指導者としての第二の相撲人生に大きな期待を寄せた。

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