好角家デーモン閣下、現役引退の稀勢の里をねぎらう「長く土俵を沸かせてくれた大功労者」

スポーツ報知
デーモン閣下

 好角家でミュージシャンのデーモン閣下が16日、自身のブログを更新し、大相撲の横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=の引退を惜しんだ。

 この日、東京・両国国技館の相撲教習所で引退会見を行った稀勢の里に「よく頑張った。だけど身体が追い付いてこなかった。やむなし、という感じである」と切り出したデーモン閣下。

 「本人は会見で『悔いなし』と発言したが、本当はやり切ったとは思えていない、悔しさがにじみ出ていたと吾輩には感じられた」と稀勢の里の会見を回想し、「怪我をちゃんと治し、もっと鍛え直してから進退を懸ける場所に臨みたいと、本人もそう思っていたのではなかろうか。怪我はちゃんと治すまで待つ。そして納得がゆくまで鍛え直す。それで再起を懸け、それでもダメなら引退、という形を横綱にも」と問題提起した。

 そして「横綱としては数字の上で大きな成果に至れなかったかも知れぬが、『力士』としては幕内で約14年間、長く土俵を沸かせてくれた大功労者である。悔いはあるかも知れないが『誇りに思ってくれ給へ!』と言いたい」と、横綱・白鵬(33)=宮城野=の連勝記録を止めた一番などを振り返り、荒磯親方として後進の指導にあたる稀勢の里をねぎらった。

スポーツ

×