稀勢の里の地元後援会、93人で駆けつけるも…今度は高安応援

スポーツ報知
稀勢の里の大応援団

◆大相撲初場所 4日目(16日・両国国技館)

 日本相撲協会は16日、理事会を開き、第72代横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=の現役引退と年寄「荒磯」襲名を承認した。稀勢の里は両国国技館で会見し、17年間の土俵人生に「一片の悔いもありません」と涙。19年ぶりの日本出身横綱として絶大な人気を誇ったが、左大胸筋などのけがに苦しみ在位はわずか12場所だった。

 稀勢の里の地元・茨城の郷土後援会は93人がバスなどで応援に駆けつけたが、土俵に横綱の姿はなかった。2006年から応援ツアーとして初場所と秋場所の4日目を観戦。数日で定員に到達するなど人気は絶大で、今回が27回目だった。参加者は「今度は高安の応援をしないといけないですね」と牛久市の隣の土浦市出身で、弟弟子でもある大関・高安に声援を送っていた。

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