貴景勝、豪栄道に敗れ11勝4敗 「三役で直近3場所33勝」も大関昇進見送りへ

スポーツ報知
豪栄道(右)に押し出しで敗れた貴景勝(カメラ・矢口 亨)

◆大相撲初場所 千秋楽(27日・両国国技館)

 東関脇・貴景勝(22)=千賀ノ浦=が、西大関・豪栄道(32)=境川=に押し出しで敗れ11勝4敗で初場所を終えた。

 14日目の白星で大関昇進目安の「三役で直近3場所33勝」に到達した貴景勝。千秋楽結びの一番は立ち合いから一直線に豪栄道に押し出された。

 昨年秋の9勝、初優勝した先場所13勝に続く、初場所11勝と33勝をクリアしたものの、結びの取組後、阿武松審判部長は「今の相撲を見て、もう一場所見させてもらうことにします。臨時理事会の招集は見送ります」とコメントし、場所後の大関昇進は見送りとなった。

 優勝は単独トップの西関脇・玉鷲(34)=片男波=が、西前頭9枚目・遠藤(28)=追手風=を引き落としで下し、13勝2敗で初優勝した。

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