白鵬、成田山で恒例の豆まき。元稀勢の里関不在に「1人足りない」とさみしさも

スポーツ報知
成田山新勝寺の節分会で、豆をまく白鵬

 大相撲の横綱・白鵬(33)=宮城野=が3日、千葉・成田市の成田山新勝寺で行われた節分会の豆まきに参加。午前、午後で集まった約5万5千人に福を分けた。初場所を右膝のけがで途中休場したが、「休場してないイメージ」と元気な姿をファンに披露した。

 新勝寺の豆まきは、現役力士が毎年行う。2006年から、途中で間を開けながらも10年以上参加。同じく2005年から連続で参加していた元横綱・稀勢の里関(現荒磯親方)が引退し、今回不在となった。「いつもは5人だけど、一人足りないなと。稀勢関がね。引退した感じになりました」とさみしさが募った。元横綱がいない違和感を感じつつ「時の流れだね。これが人生」としみじみだった。

 自身のけがについては「ちょっと熱があるな、という感じ」としたが、快方に向かっている事も明かした。昨年10月の手術後、冬巡業を皆勤して初場所に臨んだ流れをイメージしているという。「協会、相撲に関わることをやっていきたい」と、9、10日に行われる花相撲への参加にも意欲を見せた。

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