元稀勢の里引退しても春場所１５日完売

　日本相撲協会は１３日、春場所（３月１０日初日・エディオンアリーナ大阪）の１５日間のチケットが完売したと発表した。１月の初場所で荒磯親方（元横綱・稀勢の里）が現役引退したが、平成最後の本場所で関脇・貴景勝（千賀ノ浦）の大関取りに注目が集まる。春場所担当部長・高島親方（元関脇・高望山）は「肩の荷が一つ下りた」と話した。

　この日は大阪市内で春場所の御免祝いが開かれ、場所前後の日程も発表された。主な行事は▽２４日　力士大阪入り▽２５日　新番付発表▽２６日　力士会▽３月２日　住吉大社奉納土俵入り、新弟子検査▽８日　取組編成会議▽９日　土俵祭り▽１０日　初日▽２４日　千秋楽▽２７日　夏場所番付編成会議