春場所新入幕確実の友風、地元・川崎に凱旋

スポーツ報知
子供を抱っこし地元・川崎巡業をPRした友風

 大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)での新入幕が確実となっている十両・友風(24)=尾車=が15日、出身地の神奈川・川崎市に凱旋(がいせん)。ショッピングモールのラゾーナ川崎では、赤ちゃん抱っこや記念写真撮影などで、4月12日の川崎巡業(とどろきアリーナ)のPRもこなした。

 平日昼にもかかわらず、友風目当ての家族の列は館内に約100メートルも連なる大盛況。当初は30分間の抱っこイベント予定も、想像以上の人気に友風は「ありがたいことです」と、急きょ時間を延長する神対応ぶりだった。

 1月の初場所は東十両4枚目で10勝到達。昨年11月の九州場所では15年名古屋の関脇・御嶽海(出羽海)以来となる新十両Vを成し遂げた。十両をわずか2場所で通過する見込みとなり、知名度も徐々に高まってきた。3日の節分豆まきイベントでも川崎市内3か所をはしご。「もっともっと頑張らないといけないですね」。地元の熱い声援を受け止め、春場所への準備を進めていく。

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