【平成の横綱名勝負】日馬富士が白鵬破り初の全勝優勝

スポーツ報知
2012年7月22日、大相撲名古屋場所千秋楽で日馬富士(右)は寄り切りで白鵬を下し、全勝優勝を決めた

 ◆平成24年(12年)7月22日名古屋(千秋楽)    

 ○日馬富士(寄り切り)白鵬●

 大関だった日馬富士が初の全勝優勝を決めた。一人横綱・白鵬と、29年ぶりとなる千秋楽全勝同士の大一番。立ち合いから頭で当たると白鵬に左張り手を食らわせて右四つ。左足首、右手首痛を抱えながらも投げで大きく回転させて寄り切った。前場所8勝止まりの大関が翌場所で全勝優勝するのは15日制定着(49年夏以降)では初の快挙。同じモンゴル出身の横綱に競り勝ち「運命によって、なるべくしてなるもの」と番付最高位への思いが自信へ進化。翌秋場所も全勝で賜杯を抱いて第70代横綱・日馬富士が誕生した。

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