コンサ・男子カーリングチームが始動 平昌五輪代表の清水徹郎が加入

スポーツ報知
松村(左)のショットをスイープする清水(中央)と谷田

 J1札幌が新設したカーリング男子の「北海道コンサドーレ札幌カーリングチーム」が1日、札幌市内のどうぎんカーリングスタジアムで始動した。赤黒のウェアに身を包み、氷上で約2時間の練習。トリノ、バンクーバー五輪で、女子日本代表監督を務めたスキップ・阿部晋也(38)は「やりづらさは感じなかった。より良いチームを作っていきたい」と気持ちを新たにした。

 日本選手権で2017、18年に準優勝した「4REAL」(北見)が母体。同チームを立ち上げた阿部ら4選手に、平昌五輪男子代表で元SC軽井沢クの清水徹郎(30)が加入した。平昌五輪ではサードとして、8位入賞に貢献した清水は「日本一が目標。1シーズン目なので、色々なことを吸収して成長したい」と意気込みを語った。

 コンサドーレ札幌のサッカー以外の競技参入は、バドミントンに続く2競技目。道民の関心が高く、平昌五輪で注目度が高まったカーリングに白羽の矢を立てた。きょう2日に開幕するどうぎんカーリングクラシック(どうぎんカーリングスタジアム)が初陣。わずか2時間の練習で、ほぼ“ぶっつけ本番”だが、清水は「楽しみです。コンサドーレ札幌としての新たなスタート。良い部分、悪い部分を出したい」。目標とする22年北京五輪出場への第一歩を刻む。(清藤 駿太)

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