紀平梨花、３回転半―３回転の連続ジャンプ安定は「筋肉の調整の仕方がわかってきた」

　女子フィギュアスケートの昨季全日本選手権３位で今季シニアに転向する紀平梨花（１６）＝関大ＫＦＳＣ＝が７日、関大のたかつきアイスアリーナで練習を公開。３回転半ジャンプ（トリプルアクセル）―３回転トウループの連続ジャンプを成功させるなど、順調な調整が続いている。

　「トリプルアクセルは調子が悪い日がなくなってきた。大分安定して、自分の武器になってきている」。大技の安定の理由に筋肉を挙げた。「最近、筋肉の調整の仕方がわかってきた。だるい日はほぐしを多めに入れるとか、そうじゃない日はトレーニングを入れた方がいいとか」と、説明した。

　コロラド合宿で取り組んだ４回転トウループは、着実に精度が上がってきている。「回転不足なく跳べるようになってきて、完成度は上がってきた。プログラムに入れる予定はまだないけど、入れられるようにしていきたい」と話した。

　紀平はオンドレイネペラ杯（１９～２２日、スロバキア）でシニアデビューを果たす。