羽生結弦、マイペース反省「もうちょっと大人にならなくては…」

スポーツ報知
フリーで演技する羽生(カメラ・高木恵)

◆フィギュアスケート オータム・クラシック 最終日(22日、カナダ・オークビル)

 【22日=高木恵】五輪連覇の羽生結弦(23)=ANA=は4回転サルコーで転倒するなど、フリーで165・91点の2位にとどまったが、合計263・65点で2月の平昌五輪以来の復帰戦を優勝で飾った。今季は勝負よりもスケートを楽しむことを目標に掲げていたが、不満が残る右足首故障からの復帰戦に、「今はもう『勝ちたい』しかない」と、再び闘争心を燃えたぎらせた。

 ★ユヅに聞く

 ―悔しい結果。

 「また260(点)くらいしか取れないんだなって思った。本当に毎年言っているけど、また一皮むけたなって思っていただけるような演技を目指して頑張りたい」

 ―新ルールの4分を初めて試合で滑った。

 「4分だからキツいということではない。ただ単に自分の実力不足。しっかりと、このプログラムの構成に耐えうる体をつくらなければならない」

 ―4回転トウループ―3回転半を入れた構成で今後もいくのか。

 「これがベース。自分ができる最高のコンビネーションとなると、やはり4回転からのアクセルなので」

 (以下海外メディアとのやりとり)

 ―あなたの人生で必要な5つのものは。

 「今はとにかく練習がしたい」

 ―これがないと生きていけないと思うものは。

 「まずはスケートがしたい」

 ―自分を動物に例えるとしたら。

 「猫…かな?(笑い)。わがままだしマイペースだし本当に自分がしたいようにやっているので。もうちょっと大人にならなくては、とは思っている」

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