高橋大輔「この試合のあとからは練習で４回転を含めやっていきたい」

　◆フィギュアスケート　近畿選手権　◆最終日（８日、兵庫・尼崎スポーツの森）

　

　男子フリーが行われ、４年ぶりに現役復帰した１０年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔（３２）は１１８・５４点、首位だったショートプログラム（ＳＰ）との合計１９５・８２点で３位だった。優勝は合計２０６・８０点を出した友野一希（２０）＝同大＝。

　◆高橋に聞く

　―勝負の世界に戻って来た

　「１つの試合をこなすことは精神力だったり体力だったりとか、いろんな要素をたくさん使うなと改めて感じた。今はすごく、充実した時間を過ごせている。今回は悔しさよりも自分の実力のなさにビックリしていますけど、まあ、次に向けて頑張って行きたい」

　―今後の練習の取り組み

　「この試合のあとからは４回転を含めやっていきたい。あとはスピンですかね（笑い）。スピンのあとのステップも全く動かなかったりとかして、まあそういった部分ではほとんどなんですけど、より一層強化していきたい」

　―次の西日本選手権に向けて

　「このままじゃ、ほんとうにやばいので（笑い）。やるしかないかなって。目標とする全日本選手権の最終グループ入れるように、せめて後半だけは何があってもミスをしないように、やっていかなきゃなとは思う」