高橋大輔 SP83・56点 「1番滑走は二度としたくない」

スポーツ報知
高橋大輔

◆フィギュアスケート 西日本選手権(3日、愛知・日本ガイシアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、約4年ぶりに現役復帰した高橋大輔(32)=関大KFSC=は83・56点の高得点をマークした。

 冒頭の3回転半(トリプルアクセル)をしっかりと着氷し、観客の心をぐっとつかんだ。続く3回転フリップ→3回転トウループでは、最後にバランスを崩して手をついたが、その後は落ち着いて演技をまとめた。「緊張感がすごく高かったけど、その中でも落ち着いてきっちりできたかなという印象が自分自身ある。スタートは良かったな、と思う」と笑顔を浮かべた。

 1日に行われた演技順抽選で1番滑走を引き当てており、トップバッターとして演技。「思っている以上に、1番というのは緊張感が高かったです。なのでもう2度としたくありません」と笑いを誘った。

 復帰初戦となった近畿選手権(10月)は、195・82点で3位だった。今大会は近畿選手権のフリーでミスが目立ったジャンプの精度を改善し、全日本選手権(12月・大阪)の出場権を目指す。同大会は今大会の上位11人(シード選手を除く)が出場権を得る。

スポーツ

×