4年ぶり現役復帰の高橋大輔がSP首位…全日本選手権切符へ前進、フリーはジャンプが鍵

スポーツ報知
高橋大輔

◆フィギュアスケート 西日本選手権 第2日(3日、愛知・日本ガイシアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(32)=関大KFSC=が83・56点で首位に立った。2位の友野一希(20)=同大=を0・29点の僅差で上回った。

 冒頭の3回転半をきれいに着氷。続くフリップ+トウループの連続3回転ジャンプは最後にバランスを崩して氷に手をついたが、大きなミスはこれだけ。中盤の3回転ルッツは危なげなく決め、後半のステップでも観客を魅了した。「きっちりできたかなという印象は自分自身あるので、走り出し、スタートは良かったのかなと思っています」とうなずいた。

 4日のフリーでは、ジャンプ精度が鍵となる。復帰後初の公式戦となった近畿選手権(10月)では、7本中6本をミスし、友野と中村優(関大)に逆転を許して3位だった。「特に後半のジャンプでミスが出ないようにきっちり決めていきたいのと、スピンの部分も最後までバテないように思い切り滑ることが大事かなと思います」と見据えていた。

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