高橋大輔、ショートプログラム首位…1番滑走は「もう二度としたくありません」

スポーツ報知

◆フィギュアスケート 西日本選手権(3日、愛知・日本ガイシアリーナ)

 フィギュアスケートの西日本選手権は3日、愛知・日本ガイシアリーナで男女のショートプログラム(SP)を実施。男子で10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(32)=関大KFSC=は83・56点で首位発進した。4日のフリーで、全日本選手権(12月・大阪)の出場権獲得を目指す。女子は、紀平梨花(16)=同=が代名詞の3回転半(トリプルアクセル)を決めるなど、73・41点で首位。

 全体1番手で滑った高橋は、冒頭の3回転半を完璧に着氷。公式グッズ「D1SK」のタオルを手に見守ったファンの心をぐっとつかんだ。続くフリップ+トウループの連続3回転ジャンプの最後にバランスを崩して氷に手をついたが、その後は落ち着いて滑りきった。「ミスは悔しいけど、感覚と動き方は合っていた。(1番滑走は)思っていた以上に緊張感が高かった。もう二度としたくありません」と、笑いを誘った。

 SP首位発進で、今大会上位11人(全日本予選免除の友野一希を除く)に与えられる全日本選手権切符もぐっと近づいた。4日のフリーへ「特に後半のジャンプでミスが出ないように、きっちり決めていきたい」と気を引き締めていた。

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