高橋大輔、全日本選手権へ「4回転1本くらい挑戦したい」

スポーツ報知
高橋大輔

◆フィギュアスケート 西日本選手権 最終日(4日、愛知・日本ガイシアリーナ)

 フィギュアスケートの西日本選手権最終日は4日、愛知・日本ガイシアリーナで男女のフリーを実施。男子で10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(32)=関大KFSC=が161・11点の合計244・67点で優勝し、全日本選手権(12月、大阪)の出場権を獲得した。女子は紀平梨花(16)=同=が2本の3回転半ジャンプを成功させ、合計198・71点で優勝。9日開幕のNHK杯(広島)へ弾みをつけた。

 高橋は、悲鳴のような歓声を浴びた。冒頭の3回転フリップを着氷。続く3回転半+3回転トウループの連続ジャンプも成功させ、流れに乗った。「(トリプル)アクセルを2本プログラムに入れられたのは自信になる。(4回転も)これから練習して1本くらい挑戦したい」と、全日本選手権へ青写真も描いた。

 復帰初戦の近畿選手権(10月)から合計点で48・85点の上積み。長光歌子コーチ(67)は「試合は独特の緊張感がある。よくやった、と素直に褒めました」とねぎらった。五輪2連覇の羽生結弦(23)=ANA=、平昌五輪銀の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=らと直接対決の全日本へ、32歳は「もしメダルが見えるなら、大きく目標を持ってやりたい」と目を輝かせていた。

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