羽生結弦「やっぱGOEがついてなんぼだと思っているんですよ」…フィンランド大会一問一答(5―5)

2018年11月14日9時0分  スポーツ報知
  • SPの曲を通した際の羽生(カメラ・高木恵)

 フィギュアスケートの羽生結弦(23)=ANA=が16日に開幕するGPシシーズ第5戦ロシア杯に出場する。

 ルール改正後の世界最高得点で自身初のGP初戦優勝を飾ったフィンランド大会(2~4日)を、フリー演技後の一問一答で振り返る。

(その後・会見後囲み3)

 ―GOEが11段階になり、練習で気をつけていることは?

 「ええとお、まず、なんだろう、今までだったら、たとえばちょっと詰まった着氷であったとしても、まあとりあえず全部立てば、ノーミスって思えていたんですけど、今シーズン特に、ちょっとだけ詰まったとか、ちょっとだけ回転が危なかったとか、いいランディングが出来なかったっていうだけでも、自分の中ではノーミスって思えないようになりました。そこは大きな違いかなと。まあ、自分の中でですけど。やっぱり、どれだけ、すべてのコンポーネンツでGOEプラスを取れるか取れないかっていうのが、左右するかっていうのをすごく感じているので。練習中もそれは考えながら練習しています」

 ―勝たなければと。それを確認するという意味でもオータムは大きかった?

 「オータムでなんかあ、確認するとうか、やっぱあ、あの時の自分の言葉を借りるとしたら、後ろから火をつけられたっていうのが一番強いかなと思います。あのお、自分の中では別に、オータムで課題を見つけて、火をつけて、がんばろうっていう意味はまったくなかったので。だから、不意打ちのような火のつけられかたではあったんですけど(笑い)。ただ結果として、今自分がこうやって練習したり、まあ苦しいトレーニング耐えたりとか、そういった原動力になっているのはやっぱりあの時の悔しかった思いなので。まあ、まだまだ負けた思い出っていうのはいっぱいあるので。その負けた思い出とか、ええ、悔しかった気持ちっていうのを全部使いながら、また試合に向けて練習したいなって思っています」

 ―4回転半を今はやめようと思うに至るのは簡単ではなかったのでは?

 「簡単ではなかったですけどお、ただそれよりも、やらなきゃいけないことがあるって自覚したあ…感じです。あのお、本当に自分自身、そのお、オリンピックが終わって、世界選手権もけがの影響で出られなくて。それから実際にそのジャンプが跳べない期間もものすごく長かったっですし、やっぱりその競技に対する気持ちが、なんか向上心みたいなものが、やっぱり4A跳べないと意味ないかなみたいになっていたのが、なんかふと、いや、こんなにも技術足りないじゃん、ていうのを突きつけていただいたような感覚があって。へへへ(笑い)。だからやっぱ試合って楽しいなって改めて思いましたし、実際こうやって、自分の中ではいい演技? そこそこいい演技かな、が、出来るとまたやっぱり、なんだろう、ご褒美じゃないですけど、ある意味、練習をがんばってきてよかったなって思う瞬間にまた立ち会えるので、自分自身が。やっぱその瞬間の喜びをまだ感じてたいな、っていうふうには思っています。その4Aとかではなく、他に」

 ―前の得点を超えたいという意識は?

 「あああ、ただ、まあ、うんとお、根本的に、まず構成の一つ、ジャプが減っているので、まずは厳しいかなと思っています。あとはあのお、まあ今回、まあ今回だけじゃなくて、いろんな試合を見ていて、やっぱGOEがついてなんぼだと思っているんですよ、今回のルールっていうのは。だからそのGOEをパーフェクトにつけていくのがどれだけ大変かっていうのを自分でもわかっていますし、もちろん、そのお、前のルールでも、『バラード第一番』とか、自分のハードルがあまりにも高かったんで、ノーミスする、パーフェクトな演技をするっていうのがどれだけ難しいか自分でもわかっているつもりなんですね。だから、その、なんだろう、そのハードルがさらに上がったなって感じが今シーズンですね。だからあ、まず超える超えないよりも、自分が目標とている、まあ最低限のラインに行き着くまでがまず遠いなっていう感覚が特に今日ありました」

 ―新しいルール、新しい採点法ににどれくらい慣れてきた?

 「慣れ…慣れではないかなと。まあ自分の中では、だれが見てもやっぱり、いい演技だったなって、思ってもらえるような、一つ一つのエレメンツをこなさなきゃいけないと思っているので。そういった意味では、まあ今日は、60点くらいかなと思います」

 ―2つのプログラムを選ぶのは五輪前から、いつから?

 「構成っていうか、曲?」

 ―曲です。

 「ええ、曲自体は、オリンピック終わって、日本帰ってすぐですかね。日本帰ったっけか(笑い)っと、わかんない。とりあえず、オリンピック終わって、そのオリンピックの期間がとりあえず終わって、すぐに思いました」

 ―自分で決めた?

 「まあそんなに甘くないだろうなとは思っていたんですけど、もっと甘くなかったなと。オータムから今までにかけて思っています。はい」

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