高梨沙羅、6季ぶり2ケタ順位11位…第2戦失格影響「集中し切れていない」 

スポーツ報知

◆W杯スキー ジャンプ女子個人第3戦(2日・リレハンメル)

 ジャンプ女子は、リレハンメルで個人第3戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)が119・5メートル、123・5メートルの212・0点で日本勢最高の9位に入った。高梨沙羅(クラレ)は117・5メートル、124メートルの合計210・1点で11位。カタリナ・アルトハウス(ドイツ)が合計254・0点で今季初勝利、通算5勝目。1日の個人第2戦(HS98メートル)で高梨はスーツの規定違反で失格となった。

 高梨は前日の第2戦の飛躍前のスーツチェックで、股下の長さが規定より8ミリ短く失格に。W杯でのスーツの規定違反は初めてで、第3戦でも精彩を欠き「どこかに集中し切れていない自分がいた」と声を落とした。ラージヒルのW杯は、この試合の前まで10戦6勝で1度しか表彰台を外していない。2ケタ順位は6季ぶり。「いい状態で冬に臨めてはいたが、いろんなことがあって少しずつ狂い始めている」と話した。

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