宇野昌磨「そろそろ完璧な演技をしてみたい」ファイナル初優勝へ

スポーツ報知
試合会場で練習する宇野昌磨(カメラ・相川 和寛)

 フィギュアスケートGPファイナルは6日(日本時間7日)にカナダ・バンクーバーで開幕する。平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が5日、公式練習に参加した。

 SPの曲かけはフリップ、トウループの4回転ジャンプで転倒した。その後もフリップに苦戦する場面はあったが、終盤に修正。フリップ、サルコー、トウループの3種類の4回転を決めた。「ゴタゴタ考えてもしかたないので、もうまっすぐ跳んで、思い切り締める。その2つをしっかり集中して頑張りたい」と口にした。

 4年連続出場の今大会は15、16年と2年連続3位、昨年大会はネーサン・チェン(米国)に0・5点届かず2位だった。「満足のいく演技がしたいとずっと言い続け、なかなか満足する演技さえもできていない。ここ数年、完璧なノーミスの演技がない。もうそろそろ完璧な演技をしてみたい、と思います。ベストな演技をすれば結果はついてくる」。初のファイナル優勝へ、自分の演技に集中する。

 日本時間7日に行われるSPの滑走順が決まり、最終滑走の宇野は13時25分登場予定。

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