ロコ・ソラーレが帰国 「そだねー」が流行語大賞受賞に「私たちを知ってもらった証」

スポーツ報知

 「そだねー」が今年の流行語大賞で年間大賞を受賞した平昌五輪銅メダルのカーリング女子「ロコ・ソラーレ」が18日、米国・カナダ遠征から羽田空港に帰国した。受賞後、初めて感想を語る場ともなり、主将の藤沢五月(27)は「皆さんに私たちやカーリングを知ってもらった証。カーリングだったり、地元の北見だったりいろんなところで盛り上がってる。これで終わらせず、もっともっとカーリングを身近に感じてもらえるように盛り上げていきたい」と語った。

 受賞の一報は遠征先のカナダでチームの代表理事を務める本橋麻里(32)から連絡を受け、知った。吉田知那美(27)は「朝食会場に行ったら、男子のチームにスタンディングオベーションで迎えられて(笑い)」と振り返った。

 報道陣からは生の「そだねー」を求められたが、藤沢は苦笑いで封印した。「試合でいっぱい言ってますので、試合(会場)で聞きにきてください」と笑った。来季に向けては「最近『平成最後』って言葉を良く聞きますし、私たちも平成生まれなので、まだまだこんなものじゃないってところを見せたい」と元気よく意気込んだ。

 平昌五輪で日本史上初の銅メダルを獲得。米オマハでのW杯では初優勝も果たし、吉田夕梨花(25)は「あっという間の激動の1年でした」と振り返った。11月のパシフィックアジア選手権決勝で韓国に惜敗した悔しさをにじませた鈴木夕湖(27)は「成長も感じた1年でした。来年は一戦一戦、自分たちの成長のスピードを殺さず、目指すべきところに近づける2019年にしたい」と語った。

 今年を振り返る恒例の漢字一文字については、藤沢が「考えてなかったぁ(笑い)。ブログで発表します」と言うと、全員がうなずいた。

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