宇野昌磨は102.06点、高橋大輔はシーズンベストの88.52点

スポーツ報知
男子ショートプログラムの演技に臨んだ宇野昌磨

◆フィギュアスケート 全日本選手権 第2日(22日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 大会3連覇を狙う宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は、SP「天国への階段」でガッツボーズが飛び出すほぼ完璧な演技を披露し、102.06点だった。10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(32)=関大KFSC=は、シーズンベストの88.52点だった。

 宇野は直前の6分間練習では足を気にするそぶりをみせたが、冒頭の4回転フリップで成功。4回転トウループと3回転トウループでは、4回転2回転に変更したが、その後のトリプルアクセルも成功させた。演技が終了すると宇野はガッツポーズで、満員の観客からは盛大な拍手が送られた。

 今季現役復帰し2位だった12年大会以来、6年ぶりの表彰台を狙う高橋は冒頭のトリプルアクセルを成功させ、続く3回転コンビネーションもきれいに決めた。そして3回転ルッツも着氷した。演技を終えると、会場中がスタンディングオベーションでたたえ、高橋はファンから花束などを受け取っていた。

 キスアンドクライでは少しホッとした表情で採点を待ち、シーズンベストの88.52点と聞くと笑顔でうなずいていた。

 フリーは24日に行われる。

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