羽生結弦「間に合うように頑張って調整する」 世界選手権代表入り

スポーツ報知
羽生結弦

 フィギュアスケート全日本選手権終了後に2019年3月にさいたまで行われる世界選手権代表が発表され、3枠の男子は宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=、田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=、羽生結弦(24)=ANA=が選ばれた。10年バンクーバー五輪銅メダリストで5季ぶりに復帰し、今大会2位の高橋大輔(32)=関大KFSC=は辞退した。

 羽生はルール改正後の今季もSP、フリー、合計で世界最高得点を記録している。日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「選考基準に照らし合わせた結果。世界選手権でも優勝している」と説明。小林芳子フィギュア強化部長は、拠点のカナダ・トロントでリハビリ中の羽生から「世界選手権に間に合うように頑張って調整する」との連絡を受けたことを明かした。

 世界選手権代表選考基準には、全日本への参加が必須と記されている一方で「過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で参加出来なかった場合、選考基準に照らして評価し、世界選手権大会時の状態を見通しつつ、選考する」と明記されている。

 女子は全日本選手権を制した坂本花織(18)=シスメックス=、2位の紀平梨花(16)=関大KFSC=、3位の宮原知子(20)=関大=が代表になった。

 2月の四大陸選手権(米国・アナハイム)は男子が宇野、田中、友野一希(20)=同大=。女子は坂本、紀平、三原舞依(19)=シスメックス=。

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