坂本花織、世界一へ大坂なおみパワー「頑張った分だけ結果って残る」

スポーツ報知
今年初戦の全国高校選手権でフリーを滑る坂本花織

 全国高校フィギュアスケート選手権は27日、名古屋ガイシアリーナで女子フリープログラムが行われ、全日本女王の坂本花織(18)=神戸野田高=が139・62点、合計213・37点で優勝した。

 3本目の3回転ルッツは明確でない踏み切りと判定され、最後の連続ジャンプは最初の3回転フリップで回転不足を取られた。「ちょっとずつ足りないところがあって140点に乗らなかったことが悔しい」と残念がった。

 テニスの全豪オープンを制し世界ランク1位に就いた大坂なおみとはマネジメント事務所が同じ。前日26日の快挙に「すごいなと思った」。昨年11月に名古屋で行われた日清食品のチャリティーマッチを観戦し、一緒に写真に収まった。「『写真とってください』『ありがとうございました』しか言えなかったけど、たくさんパワーを浴びてきた」と“生なおみ”を満喫。3月の世界選手権(20~24日、さいたま)で世界一を目指す18歳は「頑張った分だけ結果って残るんだなって。私も精いっぱいがんばろうと思った」と刺激を受けた。

 次戦は昨年優勝の四大陸選手権(2月7~10日、米国・アナハイム)。「四大陸選手権が今年最初の試合になるよりは、ここで経験したことで自信にもなった。自己初の連覇を出来るように頑張りたい」と意気込んだ。

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