宇野 1か月の間に右足首を3度捻挫していた。練習再開は5日前も「出るからにはハンデはない」

スポーツ報知
宇野昌磨

 フィギュアスケートの四大陸選手権は7日に米国・アナハイムで開幕する。昨年末の全日本選手権で右足首を捻挫した宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=が全日本選手権後に同じ箇所をさらに2度ひねっていたことが6日、判明した。

 全日本選手権から10日後に練習を再開したものの、1週間で再び右足首をひねった。1週間休んで迎えた2度目の練習再開は「念入りに気をつけていたけど、もう1回、出発の2日前に捻挫をしてしまった」。そのまま先月31日に米国入りし、1日からようやく滑り始めたばかりだ。

 演技構成は大幅に難易度を下げる。今季はショートプログラム(SP)2本、フリー4本だった4回転を、SPはトウループ1本、フリーはフリップとトウループ2本の計3本で臨む。この日の曲かけではSP、フリーともにミスなく滑りきるなど、日に日に調子を上げてきた。

 「今は全く痛みなく滑れている。出るからにはハンデはない。試合に出るからにはみんな平等の状況で戦う。けががあるからとか全く理由にならない。最善を尽くしてより良い順位を取りたい」。初出場の15年から昨年まで5、4、3、2位と順位を上げてきた四大陸選手権で、初の主要国際大会優勝を目指す。

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