紀平梨花、負傷中の左手薬指に「“装置”を作ってもらって割とやりやすくなった」

スポーツ報知
練習を公開した紀平梨花

 フィギュアスケート女子で10日に閉幕した四大陸選手権を制した紀平梨花(16)=関大KFSC=が15日、関大・高槻キャンパスで練習を公開した。スケート靴のエッジ(刃)を変えたばかりで、序盤はジャンプに苦戦していたが、練習時間の残り5分間に武器とするトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5本着氷。最後は笑顔で終えた。

 四大陸選手権の直前に負傷した左手薬指は、手を専門とする病院で診断を受けた。特製のギプスも作ってもらい、「痛みはない。装置(ギプス)を作ってもらって、割とやりやすくなった」という。今後は、2月下旬のチャレンジ・カップ(オランダ)を経て、3月の世界選手権(さいたま)へと挑む。「何度か優勝できているけど、1番重要なのが世界選手権。今まで以上のSP、フリー完璧で自己ベストを更新したい」と語った。

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