宇野昌磨、サルコー&フリップの4回転2種類を入念に確認…SP6位から巻き返す あすフリーは20番滑走

スポーツ報知
サブリンクで練習する宇野昌磨

◆フィギュアスケート 世界選手権 第3日(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子フリー(23日)に向けた公式練習が行われ、ショートプログラム(21日)で6位発進だった宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は4回転サルコー、4回転フリップを中心に本数を重ねた。

 初優勝した2月の四大陸選手権では、右足首捻挫の影響でサルコーを回避した。この日は練習序盤に挑戦。空中でほどけて回転不足になるミスもあったが、きれいに着氷して会場の拍手を浴びる場面もあった。

 練習の後半に精力的に取り組んだ4回転フリップは着氷に苦しんだ。着氷で手をついたり、転倒するミスが多く、樋口美穂子コーチと話し合うシーンも。ただ、18年平昌五輪銀メダリストの表情には悲壮感はなく、最後に割り当てられた曲かけ練習ではジャンプを跳ばずに終えた。

 宇野はフリー20番滑走で、22日午後8時46分に登場予定。

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