宇野昌磨、4回転3種類を着氷の万全仕上げ 3大会連続表彰台へSP6位から巻き返す
スポーツ報知
◆フィギュアスケート 世界選手権 最終日(23日、さいたまスーパーアリーナ)
男子フリーの公式練習が行われ、18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=はフリップ、トウループ、サルコーの3種類の4回転ジャンプを着氷し、順調に最終調整を終えた。
フリー曲「月光」に乗せた練習では、冒頭の4回転サルコーは2回転になるミスが出たものの、続けて4回転フリップ、4回転トウループを着氷。樋口美穂子コーチとの会話を挟み、4回転トウループ―2回転トウループを着氷した。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―1オイラー―3回転フリップでは、最後に転倒するミス。最後に4回転フリップを降りた。
曲かけ後の練習では、ミスが出た部分を修正。4回転サルコー、トリプルアクセル―1オイラー―3回転フリップを着氷。曲かけ中に跳ばなかったサルコー―トウループの連続3回転ジャンプも降りて、納得の表情。練習開始から25分ほどが過ぎた段階で、最終組6人の中で最も早く練習を切り上げた。
フリー20番滑走の宇野は、23日午後8時46分に登場予定。