引退表明の蛸島女流六段が敗れる…残るは女流名人戦のみに

2018年1月24日12時56分  スポーツ報知
  • 最善手を逃したことを感想戦で気付き、天を仰ぐ蛸島彰子女流六段

 今期限りでの引退を表明している将棋の蛸島彰子女流六段(71)が24日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第40期女流王将戦予選1回戦で長沢千和子女流四段(53)に先手の102手で敗れた。

 先手・三間飛車と後手・向かい飛車で相振り飛車の戦型となった一局。序盤はうまく指し進めた蛸島女流六段だったが、緩手をとがめられて逆転された。「序盤の仕掛けがうまくいったかなと思いましたけど、仕方がないですね…」。残るのは第45期岡田美術館杯女流名人戦の1棋戦のみ。2月16日に予選準決勝で山口恵梨子女流二段(26)との一局に臨む。「山口さんとの将棋は作戦を絞り込みにくいので、大変だな~と思いますけど、ついていきたいです。もう負けたらおしまいですから、最後の将棋だと思って精一杯指します」と抱負を述べた。

 蛸島女流六段は1967年に史上初の女流棋士となり、74年にスタートした初の女流棋戦「女流名人位戦(現女流名人戦)」で第1期から3連覇するなど活躍。獲得タイトルは女流名人4期、女流王将3期の通算7期。昨年12月、年齢による衰えと通算勝率5割(657戦333勝327敗、24日現在)を守ったままで退くことを考慮し、引退を表明した。

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