「執行」その瞬間…3人の刑務官が同時にボタン押し2つはダミー

2018年7月7日6時0分  スポーツ報知

 死刑を執行する刑場は、この日使用された4か所のほかに札幌、仙台、名古屋の全国7か所に存在する。2010年8月には、東京拘置所内の刑場が公開された。

 当時の様子によると、場内に作られているのは〈1〉所持金品の扱いや遺言の有無を確認、宗教的な話をする「教戒室」〈2〉拘置所長が正式に執行を告知する「前室」〈3〉死刑囚が立つ踏み板とロープを掛ける滑車がある「執行室」〈4〉執行室の踏み板を作動させる3つのボタンが並ぶ「ボタン室」〈5〉検察官や拘置所長らが見守る「立会室」など。執行室の下に宙づりになった体を下ろし収容する部屋がある。

 ボタン室のボタンは、3人の刑務官が執行時に同時に押すもので、2つはダミーで刑務官の精神的苦痛を減らすための仕組みとなっている。

 執行後は遺族に遺体を引き取るよう連絡がされる。引き取り手がいなかったり、引き取りを希望しない場合は拘置所側が葬儀、火葬などを行う。

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