麻原彰晃元死刑囚の四女が遺骨を引き取る意向示す 代理人の滝本弁護士のブログで

2018年7月10日0時33分  スポーツ報知

 6日に刑が執行されたオウム真理教の麻原彰晃(本名・松本智津夫)元死刑囚(執行時63)の四女(29)が9日夜、代理人を務める滝本太郎弁護士のブログで、父の遺骨を引き取る意向を示した。

 四女は「信者さんらに伝えたいこと」としてコメントを発表。「指名を受けた私自身が大変驚きました。しかし、それは実父の最後のメッセージなのではないかと受け入れることにします」とした。指名を受けた理由として「かなり信頼してくれていたのかもしれないというのは思い当たる節があります。実は知る限り彼と最後に接見できたのは私だったからです」と推測した。

 この日、三女の松本麗華さん(35)が自身のブログで遺体の引き取りに関して「作られた話ではないか」と言及。麗華さんは「特定の人を指定することはあり得ない」と遺体引き渡しを求める要望書を上川陽子法相に提出した妻(59)らと行動を共にしている。四女は麗華さんらに対し「実母と、長女以外の姉弟と、信者たちに言いたいことがあります。どうか松本元死刑囚の最後の意向を尊重してやっていただけませんか」と申し出ている。

 また、信者に対しては「もう麻原教祖に依存するのは終わりにしませんか」「松本元死刑囚の罪を増やさないためにも、自分が人生をこれ以上台無しにしないためにも報復テロや奪還テロなど絶対にやめてください」と懇願。「もうオウムを終わりにしませんか」と切に願っていた。

 この日朝、麻原元死刑囚は府中市内の葬祭場で火葬された。遺骨は東京拘置所に戻された。法務省は当面、拘置所で預かるとみられるが、これは四女の意向を受けたもの。関係者によると、執行直前に職員が遺体の引き取り先について尋ねたところ、麻原元死刑囚は「四女」と答え、さらに名前も伝えたという。規定では、遺体の引き渡し先は死刑囚が執行前に指定した人が優先される。

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