成田空港免税エリアでしか買えない、史上最高のポッキーとは

2018年8月11日12時0分  スポーツ報知
  • 売り場に陳列された「ポッキー・プルミエールクラス」

 「史上最高のポッキー」が成田空港の国際線で買えることを知ってますか? 先月31日、成田空港国際線の出国審査後にある第1ターミナルの免税ショッピングエリアで江崎グリコが初のポッキー専門店をオープン。開業に合わせて開発された「ポッキー・プルミエールクラス」(600円)は、ポッキー1本あたりの値段が史上最高額なうえに、同社によると味もポッキー歴代で最高なのだという。外国人観光客を主なターゲットに作られた極上ポッキーについて、詳しい話を聞いてみた。(樋口 智城)

 「世界中でただ1店でしか買えない史上最高味のポッキー」が登場した。「ポッキー・プルミエールクラス」が買えるのは、成田国際空港の第1ターミナル免税ショッピングエリアで7月31日にオープンしたばかりの「FaSoLa STARS TAX FREE」にある、同社初のポッキー専門店のみ。国際線の出国審査後にしか入れないスペースにある。

 味は「ショコラ」「抹茶」の2種類(24本入り、各600円)。キャッチフレーズは「ポッキー史上、最上クラス」。名前もフランス語で「ファーストクラス」の意味を持つ高級感あふれる商品だ。

 ポッキーは約30か国で年間約5億箱を販売。国内2億箱、海外はタイや中国などアジア圏を中心に3億箱と、日本以外の販売数の方が多い。そのため、成田空港側から「外国人客のお土産になれば」と、江崎グリコに出店を打診した。

 開店予定の売り場の周りは高級品を扱う免税店が並ぶこともあり、江崎グリコも「それなら史上最高のポッキーを作ろう」と決意。同社広報が「通常の開発期間は半年弱なんですが、今回は1~2年かけた」と話すほどの気合で開発に着手した。

 目指したのは「外国向け」のわけではなく、あくまで「日本ポッキーの最上クラス」。チョコの素材、プレッツェルの焼き方など細部にわたってこだわり、試行錯誤を繰り返した末に「プルミエールクラス」は完成した。こだわりまくったおかげで24本入りで600円、1本につき25円とお値段もポッキー史上最高額。ちなみに通常の「ポッキーチョコレート」は1本5円だ。

 ちなみにこの最高ポッキー、ちょっとした難点が…。「成田空港国際線の出国審査後」のお店でしか買えないので、日本では成田空港以外ではほぼ食べられないことだ。記者も成田での取材後、あまりにウマイので妻への土産に持って帰ろうとしたら「ダメです。外へは持ち出せません」とキッパリお断りされた。「日本在住の人にとっては海外へ行く時にしか食べられない」というプレミアム感もまた、史上最高ポッキーを引き立てる要素なのかもしれない。

 ◆ポッキー 江崎グリコが1966年から発売。現在は「ポッキー」「ポッキー極細」「いちごポッキー」など約10種類のほか、「夕張メロンポッキー」(北海道)などご当地ポッキーも存在する。高級志向の製品としては00年に「ムースポッキー」、03年に「ポッキーデコレ」が発売されたこともある。

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