乙武洋匡氏、「五体不満足」の印税収入は6億円だった「これでカラオケ心置きなく延長できる」

スポーツ報知
乙武氏

 作家の乙武洋匡氏(42)が16日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜・深夜12時12分)に出演し、1998年に出版した600万部のベストセラーとなった著書「五体不満足」の印税額が「6億ですよね」と明かした。

 6億円の使い道を聞かれ「当時、大学生だったんですよ。22歳だったんで、逆に金銭感覚としてリアルに受け取れないんですよ。まだ実家暮らしですし、大学生ですし、家買おうとか、車買おうとか、まるで思わないんで、本当、嫌みでもなんでもなく当時、お金が入って思ったのはこれでカラオケ心置きなく、延長できるなって」と明かしていた。

 乙武氏は、99年の文化人部門で納税額2億3731万円で4位に入った。このことで「逆に実感が沸いたのが、今はなくなっちゃったんですけど、当時、長者番付というのが発表されるんですよ。その時にイチローさんとか大御所の芸人さんとかと並んで自分の名前が入った時に、あっそういうことだったんだって」と振り返った。

 著書出版後に1日に300件ぐらい講演会の依頼が殺到したと明かし、当時はFAXが感熱紙で「家に夜帰ると家中の床が埋まっている」と明かした。講演料は「当時は大学生だったので、5000円とか」で相手側の言い値だったとし「行って交通費しか渡されなかったということもありました」と振り返っていた。

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