西武・山川選手のタオル抜き取る 男性謝罪

スポーツ報知
西武・山川

 東京メトロの50代男性役員がプロ野球西武の本拠地メットライフドーム(埼玉・所沢市)で行われた公式戦の試合後、選手とハイタッチをする際、首からかけていた横からタオルを抜き取っていたことが22日、分かった。男性は球団にタオルを返却し、謝罪しており、東京メトロ広報部は「軽率な行動で、ご迷惑をおかけした」としている。

 迷惑行為があったのは、7月31日に行われた西武対ソフトバンク戦。試7―4で西武が勝利した。試合後、ソロ本塁打を打った山川穂高選手(26)がバックネット裏の階段を上がってファンとハイタッチする際、男性は首にかけていたタオルを抜き取った。

 東京メトロによると、男性は山川選手が通路を通る際、「タオル下さい」と声をかけたという。反応がなかったため、了承されたと思い、そのままタオルを奪ったという。男性はプライベートで観戦していた。

 西武は8月1日、ホームページ上でリリースを発表。ハイタッチをする際、過度な接触や選手の所持品に触れないよう呼び掛けていた。タオルを抜き取る様子はツイッターなどで拡散し、騒ぎになっていた。

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