橋下徹氏、自民党総裁選での小泉進次郎氏の態度に「意味不明。本当に残念」

スポーツ報知
橋下氏

 元大阪府知事の橋下徹氏(49)が22日放送の日本テレビ系報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)に生出演し、安倍晋三首相(64)が石破茂元幹事長(61)を破った自民党総裁選で小泉進次郎筆頭副幹事長(37)が投票日まで態度を明確にせず結果的に石破氏に投票したことに「意味不明」と指摘した。

 橋下氏は小泉氏の今回の態度に「ボクね、政治コメンテーターとか、政治家の時に色々、言われていたから腹立っていたんで、今、この立場で言うのもどうかなぁと思うんですけど、まぁ今、言わさせてもらいますね」と前置きした上で「小泉さん、まったく意味不明、分かんない」と断じた。

 その理由を「というのは、政治家には2つのタイプがあって、国会議員であることを目的とする人。これは大半ですよ。だけど、国会議員の中には国を背負ってやっていくと、そういう国会議員がいると。小泉さん、ボクはそっちの方だと思っていた。国会議員、国を背負ってやっていこうと思えばボクらみたいな口ばっかりじゃなくて、実行力が必要でね。小泉さんのあのコメント見ていたら、コメンテーターの意見ですよ」と指摘した。

 さらに「だから違う意見で自民党を強くしたいっていうんだったら自分が強くしなきゃ。石破さん、推すんだったら徹底的に石破さんを推してね、石破さんに変えてもらうっていうことをやる。ないしは、安倍さんに付くっていうんだったら、安倍さんたちと話をして、自分は百年なんとか構想会議やっているわけでしょ。あれを実現したいから、それなりのポジションくれっていうことを言って、実行していくとか。なんかねぇ小泉さん残念。本当に残念」と持論を展開し「ひとつのことで全部を否定したくはないけども、今回、すごい重要だったと思う。だって、彼は、ボクらと違って世の中を動かしていくだけのポジション、力あるんでね、やって欲しかった」と繰り返していた。

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