「太陽にほえろ!」脚本家・高階航さん、秋田で孤独死か

スポーツ報知

 ドラマ「太陽にほえろ!」やアニメ「ルパン三世」などの脚本を手掛けた秋田県仙北市在住の脚本家・高階航(本名・高階茂嘉)さん(76)方から身元不明の遺体が見つかっていたことが11日、県警関係者への取材で分かった。高階さんは1人暮らしとみられ、連絡が取れていない。県警は高階さんの遺体とみて、死因と身元の特定を急いでいる。

 関係者によると、遺体はかなり傷んでおり、死後1週間以上経過しているとみられる。10日午後に仕事の依頼のため高階さんの家を訪れた会社員が通報した。

 高階さんは10代後半から20代前半に放送作家でタレントだった永六輔さん(2016年死去)の助手を務めた後、1970年代に入って脚本家として活動。当初は「高階秋成」を名乗っていたが、80年ごろから現在の名前を使うようになり、俳優・高橋英樹主演の時代劇「桃太郎侍」の脚本なども担当した。最近は故郷の秋田で執筆活動や講演などを行っていた。

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