梅沢富美男、資生堂の舞台化粧品製造再開に喜び「これで女形が続けられます」

スポーツ報知
花魁(おいらん)道中を行う梅沢富美男

 化粧品メーカーの資生堂が、歌舞伎や日本舞踊などで顔を白塗りする時に使う白粉(おしろい)などの舞台用化粧品の製造を9月末でいったん中止した後、再開することを決定したと15日、明らかにした。同社は販売戦略の見直しを理由にしているが、今月に入り歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)、市川笑野(えみの、39)が役者にとっての“必須アイテム”がなくなることへの窮状を訴えており、その意向をくんだ可能性も考えられる。

 資生堂の計らいに、俳優の梅沢富美男(67)も喜んだ。最近はバラエティー番組のMCなどで知られるが、「下町の玉三郎」と呼ばれ、大衆演劇の女形の第一人者として現在も活動を続けている。「資生堂さんの舞台化粧品製造再開本当にありがたい! 歌舞伎の方々だけでなく僕たちも愛用の化粧品が製造中止で困っていたところです。これで女形が続けられます」とツイッターで喜びの声を寄せた。

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