小池百合子知事 データ改ざんKYBに一喝「深く反省を」

スポーツ報知
会見する小池百合子氏

 東京都の小池百合子知事(66)が19日、都庁で定例会見を行い、圧機器大手「KYB」とその子会社による免震・制振装置の検査データ改ざん問題について怒りを露わにした。

 「KYB問題」をめぐっては、都庁の第一本庁舎と第二本庁舎のほか、2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場として建設中の「オリンピックアクアティクスセンター」と「有明アリーナ」などで、問題になった装置と同じ型の製品が使われていることが明らかになっている。小池氏は「極めて遺憾。検査データの書き換えは信頼を揺るがすもの」と断罪。「あってはならないこと。深く反省していただきたい」と怒りの声を挙げた。五輪会場建設スケジュールにも影響を与える可能性はあるが「国民の財産と生命を守るという自覚を持って、交換等を行っていただきたい」。早急な対応を求めた。

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