小倉智昭氏「年収１３５４万５０００円のブルジョア障害者」発言のさいたま市議に「ボクは古市君に何を言われても死ねとは言いません」

２５日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜・前８時）で車椅子市議へ「ブルジョア障害者」と発言したさいたま市の吉田一郎市議の問題を特集した。

　番組によると、発言は今月１９日のさいたま市議会で障害者の医療費助成に所得制限を設けることへの賛成討論を行った吉田市議が「障害者でも中にはうちにいますけど、年収１３５４万５０００円の車椅子に乗った障害者の方いらっしゃるわけですよ。こういった高収入のブルジョア障害者の方は負担していただいても構わないですよ」と発言した。これは足の障害で車椅子を使用している伝田ひろみ市議へ向けられた発言でＳＮＳ上で批判が殺到しているという。

　番組は吉田市議を取材し「品のない発言で議会で使うには不適切な言葉だった。これは非常に反省していますし、申し訳なかった」と謝罪した。こうした発言に小倉智昭キャスター（７１）は「後で謝罪するんだったら何を言ってもいいってもんじゃない」と示し、「ボクは古市君に何を言われても死ねとは言いませんから」と明かすと小倉氏へ忌憚のない突っ込みを繰り返すコメンテーターで社会学者の古市憲寿氏（３４）は苦笑いしていた。