中尾彬、高級すし店「久兵衛」のホテルオークラ提訴に「お寿司って格で食うものじゃなくてネタで食うもの」

スポーツ報知
中尾彬

 14日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・後11時55分)では、ホテルオークラ東京の建て替えに伴って店舗がメインエリアから外されたのは「格落ち」だとして、高級すし店「久兵衛」がオークラ側に約1千万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴していたニュースを特集した。

 訴状などによると、久兵衛は1964年から、オークラ直営の高級和食店「山里」に隣接するメインエリアで店舗を構えていた。しかし来年9月開業の新ホテルでは別棟に入るよう求められた。

 久兵衛は「片隅に追いやられた。格落ちした場所で高級店にはそぐわない」と主張。さらに、山里の中に久兵衛から独立した従業員が働く競合店が営業を予定しているとして「これまで貢献してきたのに、考え難い仕打ちだ」と訴えている。

 俳優の中尾彬は「以前は(久兵衛に)よく行った」と明かし「人が多すぎるから」と続けると、スタジオには微妙な空気が流れ、中尾は「いやいや握る人が。久兵衛さんに握ってもらったことは2回ぐらいしかない」と振り返ると、MCの坂上忍(51)は「やっぱり久兵衛さんとお弟子さんだとちょっと変わってしまう」と尋ねると中尾は「修業の世界ですから」と答えていた。

 さらに中尾は、今回の提訴で久兵衛側が「片隅に追いやられた。格落ちした場所」などと主張していることに「私は別にね、お寿司って格で食うものじゃなくてネタで食うものなんだよ」と持論を展開していた。

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