アニメ「ゆるキャン△」記者が山梨へ“聖地巡礼”

2018年11月24日13時0分  スポーツ報知
  • ロッジは看板など以外は完全に実写だ(C)あfろ・芳文社/野外活動サークル

 今年1月からBSなどで全国放映されたアニメ「ゆるキャン△」のファンが、舞台となった山梨へ“聖地巡礼”に続々と訪れている。原作は「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)に連載中で、山梨にある架空の「本栖高校」に通う女子高生たちが和気あいあいとキャンプを楽しむアウトドア漫画。作中で実際の風景が本栖湖に忠実に再現されていることが話題で全国からファンが訪れている。放送を視聴していた記者も、ブームが続く現場を訪問。実際に巡礼してみた。(西村 國継)

 「ゆるキャン△」第1話で登場するキャンプ場のモデルとなっている本栖湖の浩庵キャンプ場に、取材で行ってきた。そういえばメジャーリーグ担当だった2003年、マリナーズ取材翌日のオフにレンタカーをとばして、大学時代に大ハマリした米ドラマ「ツインピークス」の舞台だったワシントン州ノースベンドに行ったことを思いだした。“巡礼”はおそらくそれ以来だ。

 現地に到着すると、主人公・各務原なでしこと、志摩リンが出会ったベンチに迎えられた。なでしこのように寝そべって写真を撮るのが定番だが、一応仕事で来ている私は、その衝動をぐっとこらえる。一人だったし。セントラルロッジも作品で見たまま。「そのまんまじゃん」。特にひねりのない感想が口をついて出た。

 同キャンプ場代表の赤池宏文さん(62)に話を聞く。「アニメ化される前、昨年の夏くらいからファンの方が来るようになりました。(作中で登場した)スーパーで食材を買ってきた、こだわる方もいらっしゃいました」。日本のみならず国外からも。「台湾から30人くらいバスをチャーターして来たり、先日はオーストラリアから来ていました」と反響の大きさを明かした。

 作中に出たキャンプグッズを購入し、実際に使ってみたくてキャンプに来たという人も多かったそう。観光客だけでなくキャンパーの裾野拡大にも大きく貢献しているようだ。

 アニメは本来オフシーズンである冬が舞台。なでしこら「野クル(主人公たちが所属する『野外活動サークル』の略)」の活動を追体験するには、まさにこれからが“ベストシーズン”といえる。「氷点下になるので防寒装備はしっかりと」と赤池さん。10月にはショートアニメ、アニメ第2期、劇場版の制作が発表された。まだまだ続くゆるキャン△ブーム。“巡礼者”は今後も増えそうだ。

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