BTSが米誌タイムが「今年の人」暫定1位も組織票指摘の声…2位は文大統領

スポーツ報知

 米誌タイムが選ぶ「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」のインターネット投票で、韓国7人組ヒップホップグループ「BTS」(防弾少年団)が暫定1位に立った。韓国メディアは「BTSの世界的な人気を証明している」などとしているが、組織票を指摘する声もある。2位は韓国の文在寅大統領、3位はサウジアラビアのムハンマド皇太子が続いている。

 投票は今月19日に始まった。発表は12月上旬予定。投票を考慮した上で同誌編集部が決める。

 BTSは今月、メンバーの1人が着用していた原爆投下を描いたTシャツを着用し批判が殺到。テレビ朝日は同グループの音楽番組の出演を見送った。また、過去にナチスを想起させる衣装を着用していることも分かり、ユダヤ系団体が抗議声明を出した。

 1927年から始まった「今年の人」は、最も影響力を与えた人物や事象を選ぶもので、昨年はセクハラ被害を受けた過去を公表した女性が選出された。今回、日本人は候補者に入らなかった。

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