藤井七段 新人王表彰式に出席

2018年12月4日12時15分  スポーツ報知
  • 新人王表彰式で謝辞を述べる藤井聡太七段

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(16)が4日、東京都港区の明治記念館で行われた「第49期新人王表彰式」に出席した。

 新人王戦は過去に羽生善治竜王(48)、佐藤天彦名人(30)、渡辺明棋王(34)も優勝を経験した若手登竜門。藤井は10月に行われた第49期新人王戦決勝3番勝負で奨励会員・出口若武(わかむ)三段(23)に2連勝。16歳2か月での制覇は1987年優勝者の森内俊之九段(48)の17歳0か月を31年ぶりに更新する同棋戦の最年少記録だった。新人王戦の参加資格は六段以下で来期以降は出場資格がなくなるため、ラストチャンスをものにしたことになる。

 2月の朝日杯優勝時、直後の壇上で表彰を受けた経験はあるが、表彰のために設けられた場に参加するのは初めて。対局時と同様に自然体の表情の藤井は「最後の出場。優勝で卒業できることをうれしく思います。トップ棋士への登竜門とも言われている棋戦。優勝を機に、さらなる成長につないでいけたらと思います」と謝辞を述べた。

 師匠の杉本昌隆(50)は来賓あいさつで「藤井七段は、彼自身が活躍するのはもちろん、周りを輝かせる存在だと思っています」と祝福しつつ「参加資格を七段に上げてはいかがかと…もっと指したいよね?」と壇上の弟子に語り掛け、16歳をタジタジにさせていた。

 日本将棋連盟・佐藤康光会長(49)は祝辞で「新人王戦でも強さを感じさせる戦いぶりでした。最後の出場で見事に実績を作ったのは、今後の発展への自信になっていくと思います」と語っていた。

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