B―1グランプリ仕掛け人・渡辺英彦さん死去…59歳、直腸がん

スポーツ報知

 ご当地グルメで地域の魅力を発信するイベント「B―1グランプリ」の仕掛け人で、「富士宮やきそば学会」の会長でもあった渡辺英彦(わたなべ・ひでひこ)さんが19日午前7時40分、直腸がんのため静岡県長泉町の病院で死去したことが20日、分かった。59歳だった。

 葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は妻・泉(いずみ)さん。お別れの会を来年1月19日の午前10時から静岡県富士宮市田中町28の8、駅南ホール「きずな」で開く。

 「富士宮やきそば学会」の関係者によると、渡辺さんは3~4年前に直腸がんが見つかり、治療で一度は寛解したが、昨年に肺と左肩の骨への転移が見つかった。その後は放射線治療などを続け、先月初めまでは事務局にも顔を出していたという。

 渡辺さんは「B―1グランプリ」の第1回が開催された2006年に設立されたイベントの運営団体「愛Bリーグ」の会長を務め、B級グルメブームの火付け役に。今年9月に名誉会長に就任していた。

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