【箱根駅伝】東海大の初Vを「ウェザーニューズ」気象情報も後押し…両角監督「本当に役に立った」

スポーツ報知
東海大・両角速監督

◆報知新聞社後援 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)

 3日に熱戦を終えた箱根駅伝。初Vを果たした東海大は、今大会で初めて行われた気象情報会社「ウェザーニューズ」による情報提供サービスを受けていた。

 同社は本番3日前から駅伝コース各地点の気象予報を東海大を含む複数の大学のパソコンに送信し、当日も観測データをリアルタイムで知らせていた。東海大の両角監督は「特に10区。向かい風が強いという情報は本当に役に立った」と、郡司陽大(3年)の快走の一因になったと明言。2位の青学大・原晋監督(51)も「10区の情報が事前に入ったので、風に強い選手の投入を決めた」と戦略に取り入れていたことを明かした。

 同社スポーツ気象チームの浅田佳津雄チームリーダーは「ほぼ事前の予測通りの気候。各大学の戦略に生かされたのならうれしいですね」と笑顔。「来年も、いろいろ改善して、各大学へ情報提供していきたい」と意欲を見せていた。

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