古市憲寿氏、芥川賞落選で分かったこと「アイドルって大変だな」

スポーツ報知
古市憲寿氏

 社会学者・古市憲寿氏(34)が17日放送のフジテレビ系情報番組「とくダネ!」(月~金曜・前8時)に生出演。第160回芥川賞にノミネートされた初めて上梓した小説「平成くん、さようなら」が落選したことに「賞を取るためにこういうのを書こうは、本末転倒だと思うんですね。自分で書きたいことがあって、テーマによって小説でもいいし、テーマによって評論でもいいと思うんですけど。そのテーマが合わさった時に書けばいいことであって。その賞ってさらにその先の話であって」と明かした。

 さらに、ノミネートされてからの盛り上がりや注目をアイドルみたいだったと明かした上で「盛り上げてもらえるのは、その気持ちは楽しかったんですけど、楽しかったと同時にアイドルって大変だなと思って」とし「自分が作品をとっくに書いているわけだから、どうしようもできないわけじゃないですか。なのに、頑張ってねとか言われて。いや何もできないのになって思って。とくダネみたいな無垢な善意によって盛り上げて頂いて」と明かしていた。

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