女性シンガーからCD購入、目の前で踏み割った男性に真矢ミキ「正義ある言い分なら顔出しで…」

スポーツ報知
真矢ミキ

 路上ライブをしていた女性からCDを購入し、目の前で踏み潰すという動画をツイッターに投稿した男性が22日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)にVTR出演し、インタビューに答えた。

 動画では男性がCDを1枚購入し、お礼を言う女性の目の前でCDを投げ捨て、そのまま踏み割るというもの。動画の最後には撮影者の笑い声が入っていた。ネット上では「本当に最低」など炎上騒ぎとなっている。

 CDを目の前で踏み潰された女性は「腹が立つというより何が起きたのか分からなかった」と当時を振り返り、帰宅する途中に「泣きながらスタッフさんに電話しました。悔しかったので…」と心境を明かした。

 一方、インタビューを受けた男性は炎上騒動について「話が膨らみすぎた。動画を公開するにあたって予想はできていた」と想定の範囲だとした。女性については「テレビにも出て名前も出して、言い方は良くないですけど悲劇のヒロインというか。最終的には自分の所に還元されている」と語った。撮影した動機については「路上ライブを許可なしでやっている方をやめさせたい。撲滅というと過激ですけど」と説明。モラルについては「すこし逸脱しているなとは思っています。ただ、そこまでしないと分かっていただけない現状があるので、僕の中での正義感で動いている感じ。結局、必要悪」と話し、女性に謝罪する意志はないとした。

 番組MCの真矢ミキ(54)は「本当に正義のある言い分があるのなら、顔出しして訴えたらいいのにと思いますけど…。そこは顔を出さないんだなあって思っちゃいます」とコーナーを締めた。

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