「ZOZO」前澤友作社長、ツイッター休止 業績悪化「本業に集中」再開時期触れず
スポーツ報知

女優の剛力彩芽(26)と交際中で、衣料通販サイト「ゾゾタウン」を運営する「ZOZO」代表取締役社長・前澤友作氏(43)が7日、ツイッターの更新を一時休止すると発表した。ツイッターを使って数々の発信を続け、注目を集めてきたが、会社の業績が下降していることなどから「本業に集中します」と宣言した。
前澤氏は午後2時過ぎ、「本業に集中します。チャレンジは続きます。必ず結果を出します。しばらくツイッターはお休みさせてください」とツイート。再開の時期などについては触れていない。
ZOZOは1月31日に、今期の業績予想を下方修正。同社はプライベートブランド事業が125億円の赤字となった影響などで、純利益は280億円から178億円と約100億円減り、2007年の上場以来、初の減益となる見込みだ。また、「ゾゾタウン」から撤退するブランドも出始めるなど逆風も吹いている。
株価も下降の一途。昨年7月18日に付けた年初来高値4875円と比べると、現在の株価は4割以下となっている。この日も午前10時過ぎに1681円と、年初来安値を記録していたが、「本業に集中」ツイートが更新された直後から30分で株価の10%近い約150円の急騰。前澤氏のツイート内容が大きく影響したものとみられる。終値は1795円だった。
前澤氏はこれまで球界参入願望を明かしたり、100人に100万円をプレゼントする企画を発表するなど、ツイッターを使って自身が“広告塔”となってきた。先月、プロフィル欄から「剛力彩芽さんが彼女です」の記述が削除されたことが話題に。今月6日には「約1万円の洋服の原価が2千~3千円くらいだとご存じですか」などと投稿したのに対し、衣料品の原価を漏らしているとの批判が上がり、投稿を削除した。