「バーミヤン」不適切動画で謝罪…鍋の炎でタバコに火

スポーツ報知

 外食レストランチェーンのすかいらーくホールディングスは10日、運営する中華料理レストラン「バーミヤン」の従業員による不適切な動画掲載について、公式サイトで謝罪した。

 同グループは、「バーミヤン」で「2018年3月頃にアルバイト従業員が不適切な行為をしたことが、本日インターネット上への動画掲載により判明した」と報告し「お客様には大変不安と不快な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 問題の動画は、調理場の従業員が鍋にたち上がった炎で口にくわえたタバコに火をつけるというもの。同社は「本件に関与した従業員に対する当該動画を撮影した状況の確認を含む調査の結果、当該動画は昨年2018年3月頃に、深夜のオーダーストップ後、従業員用の食事の調理をしているところを別の従業員が撮影したものであり、調理された料理はお客様には提供されていないことを確認いたしました」と説明した。

 そして「当社グループでは、このたびの事態を厳粛かつ重大に受け止めており、再発防止と信頼回復のため、関係者の厳正な処分とともに法的責任の追及についても検討を行った上で、従業員教育の再徹底についてあらためて取り組んでまいります。このたびは誠に申し訳ございませんでした」と記している。

 最近では、牛丼チェーン・すき家や回転ずし「くら寿司」、カラオケ「ビッグエコー」などでも不適切動画がSNS上に投稿される問題が発覚し、運営会社の謝罪が続いている。

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