小倉智昭氏、尾畠さんの歩き旅断念でデーブ・スペクター氏を詰問「なんで歩いたのって…ダメですか？歩いちゃ」

　２７日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜・前８時）で“スーパーボランティア”の尾畠春夫さん（７９）が東京から自宅のある大分まで徒歩での旅を断念したことを特集した。

　尾畠さんは、１月１９日に東京・練馬区を出発し徒歩で直線距離１１００キロある大分の自宅まで帰っていたが、尾畠さん目当てで通行人が集まりすぎたため、交通の危険を考え、２３日に静岡・浜松市で断念した。

　尾畠さんは番組の取材に涙を流し、断念したことを謝罪したが、小倉智昭キャスター（７１）は「尾畠さんは別に悪いことしたわけじゃないんで。謝る必要はないと思うんですが、ただ、自分の夢をかなえたかったっていう気持ちが、有名になりすぎちゃって周りがそうさせてくれなかった」とした上で「デーブがなんで歩いたの？ってそればっかり言ってましたけど、ダメですか？歩いちゃ」とこれまでに今回の尾畠さんの行動に疑問を投げかけていたコメンテーターのデーブ・スペクター氏に問いただした。

　これにデーブ氏は「いや、あんまりにも立派で自分の周りに、こういう真面目な人いないから、難しいですけど…」と困惑しながら答えるとスタジオは笑いが漏れた。

　その上で「人が集まりすぎたのは、一人一人マナーが悪いんじゃなくて、今のＳＮＳ時代でツイッターとか見ててテレビもやって集まりますよ。写真も撮りたいし、頑張っての声もかけたいし、ドローンがないだけでも良かったぐらいですから。誰かがボランティア的に交通整理してくれる人がいればいいんですけど、ずっと長いところを歩いているからそれも無理だと思うし。だから、まぁ正しい選択をしたんでしょうね」とコメントしていた。