変装保釈のゴーン被告に小倉智昭氏「何か一言、言った方がよっぽど良かった」若狭勝氏「マイナスが大きい」

スポーツ報知
小倉智昭氏

 7日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)が6日、保釈保証金10億円を納付し、東京拘置所(東京・葛飾区)から保釈されたニュースを特集した。

 昨年11月19日の逮捕以来、108日ぶりに姿を見せたゴーン被告は、まさかの作業服姿。報道陣があっけにとられる中、待機していたスズキの軽ワゴン車に乗り込み、都内の弁護人事務所に移動した。

 変装したゴーン被告に小倉智昭キャスター(71)は「無実だってご自分で強くおっしゃっているわけだから、それだったら堂々と出て来て何か一言でも言った方がよっぽど良かったのかなと思いますけどね」と指摘。スタジオでゲスト解説した元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士(62)は「むしろマイナスが大きいと思うんです。保釈条件で監視カメラをセットするっていう話がありましたけど。ゴーンさんは変装するんだというイメージを植え付けてしまったわけですから、監視カメラに映る映像も変装したゴーンさんがいないかどうかというところまで疑われてしまう」と解説した。

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